成城の苔庭 猪股庭園

画像
ここが本当に東京だろうか?
成城に行く度、気になるお邸があった。


画像
この生垣に囲まれた武家屋敷風の邸宅があるのは、東京でも指折りの高級住宅街、成城。


画像
その名も、「成城五丁目猪股庭園」。
故・猪股猛氏(元・労務行政研究所理事長)の邸宅として、1967年 に建てられた。


画像
「お邪魔しま~す」
無料で公開されていたので、中へ。


画像
恐らく別世界へ通じるであろう路地に、入って行った。


画像
「よ・う・こ・そ、こ・こ・へ」
織部灯籠が宇宙人みたいな佇まいで立っていた。


画像
飛び石伝いに奥へ進むと、茶室が現れる。
静けさが他を制していた。


画像
庭には、珍しい、腰の低い朝鮮灯籠。


画像
瓦を敷石代わりに使った園路。
猪股氏の奥様の実家が以前こちらに建っていた。
その建物の屋根瓦を再利用したそうだ。


画像
主屋の設計は、数寄屋建築を独自に近代化した吉田 五十八 (よしだ いそや)。
五十八といえば、この間全焼した大磯町の旧吉田茂邸など、数々の有名建築を手掛けている。
雨戸が閉まっている訳は、世田谷区による耐震診断の結果。
耐震性が十分でないため、当面は建物内への入場が休止中だった。


画像
ほうき垣の向こうに、静かな世界が広がっていた。


画像
杉苔の緑が、宝石の輝きに見えた。
誰もいない真夏の庭園で、その煌きに暫し見惚れた。


画像
松や楓の大木の間を抜け、苔、水路を配した園路を巡る日本庭園。
聴こえてくるのは、蝉の声ばかり・・・。
この門をくぐって、日常世界へと、また、戻ってきた。

(撮影8月11日)

成城五丁目猪股庭園
東京都世田谷区成城5-12-19 【地図】
電話:03-6407-3311(世田谷トラストまちづくり)
営業:10:00~12:00
休み:月・水・金・年末年始

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 7

なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス ナイス

この記事へのコメント

2009年08月19日 07:58
よしりん、おはようございます。
今日も暑そうです… ウヘ~
緑がいいですね、暑さを和らげてくれるように感じます。宇宙人?なるほどネ!京都のお庭もそうですが、一歩踏み入れると、異空間の佇まいが魅力です。
あ~、癒されたい
2009年08月19日 16:22
よしりんさん、こんにちは。
都心とは思えない幽玄な世界。日常と非日常の境目でしょうか。
杉苔と言っても何やら現代的な着物柄の様な感じがしたりして、不思議な感覚ですね。吉田邸と同じ設計者とは、びっくりです。
すうすう
2009年08月19日 20:23
こんばんは~♪
生垣に囲まれた中はまさに別世界ですね。
シンとした緑の世界。
杉苔とキノコ、あまりの可愛らしさにクラクラしてしまった(^^ゞ
素晴らしきかな、和の世界♪
2009年08月19日 23:13
♪にいやん

こんばんは!
緑って、目に優しい色ですね。
昼間は蒸し暑くても、夜になると、いい風が吹いて、外では虫が鳴いています。いつの間にか、秋の気配。
にいやんのお写真で、大文字焼の優しい炎の色に癒されました~。
2009年08月19日 23:18
♪写楽句さん

こんばんは!
吉田 五十八氏は、吉田邸以外にも、歌舞伎座や成田山新勝寺の本堂とか、有名な建物をたくさん設計していますね。
現代的な着物柄ですか。面白いですね。そういえば、そのようにもなんだか見えてきました。
これだから、ブログはやめられません。


2009年08月19日 23:21
♪すうすうさん

こんばんは!
そう、和の世界にはまっています。
散歩の達人の最新号、買っちゃいました。
「日本人でよかったかも~ 和さんぽ ~」ですって。
ページを開くと、どこかで見たような景色やモノや食べ物がいっぱい。楽しいです♪和の世界。
たーや
2009年08月20日 00:21
こんばんは♪お邪魔してます。
なかなか素敵な場所ですね。
都内でも探せば、涼しげなところがあるんですね。
この時期、何回でも訪れてしまいそうな雰囲気ですね。
「日本に生まれて良かった」ですね。
うえっち
2009年08月20日 00:55
お~、こちらの邸宅、私と同い年じゃないですか(笑)
でもホント、とても東京とは思えない、まさしく東京のオアシスですね♪
出てくるのが、嫌になりそうです(笑)
J.C.
2009年08月20日 09:31
杉苔の鮮やかグリーンの写真にドッキリとしました。
なぜこんなところに目玉焼きがぁ~?(小笠原伯爵邸のデザートの影響かしら?)
よくよく見るとそれはきのこでした。(ああ~、やれやれ)
私の感覚で言わせていただくと、このきのこ、もう少し左よりの方が落ち着くのでは、、、、、?
よしりん
2009年08月20日 19:12
♪たーやさん

こんばんは!
都内にも京都みたいな和風の場所が、探せば意外とたくさんあります。
楓の木があったので、秋に涼しくなったら、また行ってみたい場所でした。
よしりん
2009年08月20日 19:13
♪うえっちさん

うえっちさんとおない年でしたか~。
そういう目でみると、感慨深いものがありますね。
灯籠が苔生してましたぁ・・・。
よしりん
2009年08月20日 19:14
♪J.C.さん

山口からですか?
コメントありがとうございます。
目玉焼きがぁ~?って、そういえば、写した私にもそう見えてきました。
きのこ、もう少し左よりの方がよろしいですか?
決して、保守派ではないのですが・・・。
しの
2009年08月20日 20:14
そういわれれば6枚目の写真の燈篭は、宇宙人のように見えますね!
生垣の緑がいいですね~。

ほうき垣は、本当にそのまま箒にして使えそうですね。

こんな素晴らしいお庭があるのですね~!
2009年08月20日 23:10
素敵な場所ですね(こちらの方は余り縁がないもんで.....)
落ち着くし、静けさが漂う雰囲気は日本庭園独特の趣きですよね!!
建物内に入れないのがちょっと残念ですが
2009年08月22日 10:14
別世界の入口・・・ 仕事に疲れた時の安らぎ
の世界は、都会の中にこそ必要です。
山の中に籠っていると人恋しさに溜まらなくな
る事があります。 
2009年08月22日 20:52
♪しのちゃん

織部の灯籠、我が家にもあるのですが、こちらのはなぜか、宇宙人に見えました。
ほうき垣で誰かが本当にその辺を掃き始めたら、面白いですね。
2009年08月22日 20:55
♪y-merry3さん

緑が目に鮮やかなお庭でした。
蝉時雨は聴こえるのですが、静かだと感じました。
建物にはいつになったら入れるのか・・。早く耐震対策立ててほしいです。
2009年08月22日 20:56
♪徳さん

山の中って、怖いのでしょうか?
精霊がいそうな気もします。
でも、心が洗われそうですね。

この記事へのトラックバック