紅葉待機中の談山神社
「待機とは魔法にかけられたような状態のこと」
フランスの哲学者ロラン・バルトは、そう考えた。
秋本番を前に待機中の大和路は、どこまでも長閑だった。
10日前、奈良屈指の紅葉の名所・談山神社(たんざんじんじゃ)を訪れた。
紅葉は染まり始めだった。
境内は殊の外、広い。
初めての広大な土地の中で、待ち遠しくそわそわした気持ち、不安の入り混じったドキドキ感が交差した。
それも、すべて魔法のなせる業。
扉を開け放ち、待ちましょう。
やがて必ず、最盛期はやってくる。
今は魔法の時間を楽しむ時なのだから。
談山神社の歴史は古い。
藤原鎌足の遺骨を摂津国からこの地に改葬し、鎌足の長男が十三重塔を建てたことに始まった。
その昔、神社の裏山で、鎌足が中大兄皇子と談合をした。
蘇我入鹿を暗殺するために、どんなにドキドキして、談合したことだろう。
神廟拝所から「談い山」を望む。
木造の十三重塔が、染まり始めた木々に囲まれ、聳え立っていた。
今日(11月18日)、登録していた談山神社の「紅葉見頃お知らせメール」が届く。
見頃の紅葉が70%以上になったそうだ。
今頃は十三重塔を、燃え上がる紅葉が覆い尽くしていることだろう。
魔法が解かれる前に行けて良かった。
色とりどりの葉が落葉する頃、しんとした冬が、またやってくる。
(撮影11月8日)
談山神社
奈良県桜井市多武峰319
電話:0744-49-0001
拝観:8:30~16:30(ただし紅葉の見頃・11月中旬~17:00)
料金:500円
フランスの哲学者ロラン・バルトは、そう考えた。
秋本番を前に待機中の大和路は、どこまでも長閑だった。
10日前、奈良屈指の紅葉の名所・談山神社(たんざんじんじゃ)を訪れた。
紅葉は染まり始めだった。
境内は殊の外、広い。
初めての広大な土地の中で、待ち遠しくそわそわした気持ち、不安の入り混じったドキドキ感が交差した。
それも、すべて魔法のなせる業。
扉を開け放ち、待ちましょう。
やがて必ず、最盛期はやってくる。
今は魔法の時間を楽しむ時なのだから。
談山神社の歴史は古い。
藤原鎌足の遺骨を摂津国からこの地に改葬し、鎌足の長男が十三重塔を建てたことに始まった。
その昔、神社の裏山で、鎌足が中大兄皇子と談合をした。
蘇我入鹿を暗殺するために、どんなにドキドキして、談合したことだろう。
神廟拝所から「談い山」を望む。
木造の十三重塔が、染まり始めた木々に囲まれ、聳え立っていた。
今日(11月18日)、登録していた談山神社の「紅葉見頃お知らせメール」が届く。
見頃の紅葉が70%以上になったそうだ。
今頃は十三重塔を、燃え上がる紅葉が覆い尽くしていることだろう。
魔法が解かれる前に行けて良かった。
色とりどりの葉が落葉する頃、しんとした冬が、またやってくる。
(撮影11月8日)
談山神社
奈良県桜井市多武峰319
電話:0744-49-0001
拝観:8:30~16:30(ただし紅葉の見頃・11月中旬~17:00)
料金:500円
この記事へのコメント
ちょっとうたた寝してしまった(^_^;)
もう、こんな時間・・・
大和路にも、紅葉が舞い降りてましたね!
今がまさに旬!
この景色が見られるから一年頑張れる?
春夏秋冬、よき日本に感謝です。
素敵な写真を見せてくれたよしりんにも感謝です。
いつもありがとう!
素晴らしいですね(o^∀^o)
どのお写真もポスターとかで使えそうなほど素晴らしいです(≧∇≦)
緑葉が混じると紅葉も一段と鮮やかです。
最初の写真が一番 ! 素敵です。
奈良にこんな場所があるとは、知らなかったです(^^;)
1枚目の写真とかかなりクッキリした写りですが、これはコントラストとかは撮られた写真そのままです?
どうされているだろう、とずっと思っていましたが、素敵なところに案内して頂けてよかったですね^^
私もようやく、初日の光悦寺やルナールブルーの記事をUPしました。TB送らせて頂きますので、よろしくお願いいたします<(_ _)>
こんなに紅葉の名所の神社だとは知りませんでした、緑一色の時訪れたのですが、、、
歴史の説明を受けた時、あまりの遠いい昔のことで、す~と頭の中を通り過ぎたように思います。
真っ赤な紅葉も、もちろん美しいですが、この景色は、「待機中」という言葉と共に、心に残ります。
なるほど~と思いました。
魔法にかけられた大和路の写真を眺めていたら、
私も魔法にかかってしまいそうでした(笑)
居ながらにしてこんなにもきれいな紅葉が見れて幸せです。ありがとうございます。
1枚目の写真、とても素敵ですね。うっとり。。。
実現された時より手前の一歩位の時がいいですよね
これから色づくであろう限りない可能性を秘めた紅葉は
完全に紅葉してしまった景色より、素敵かもしれませんね。
御簾を巻き上げて見る紅葉の写真と、燈篭を配した写真が好きです。
こんばんは!
にいやん、随分遅いじゃないですか。
あまり無理されませんように・・・。
美しい景色を見ると、心が豊かになりますね。
これでまた一年頑張れます。
こちらこそ、いつもありがとうございます!
ありがとうございます。
でも、こまっちゃん、それは褒め過ぎですよ~。
これで満足してたら、アキません。
精進あるのみです。
真っ赤になる前の緑葉が混じる紅葉のグラデーションも、好きです。
最初の写真、私の気に入っています。
ありがとうございます。
奈良ではこちらの神社の紅葉はかなり有名みたいですね。
最盛期は付近の道路が渋滞するようです。
私が行った時は、桜井の駅からスムーズにすいすい流れていました。
写真はかなりクッキリした、コントラストのはっきりしたのが好きです。
そのように撮る時も設定しています。
鮮やかモード。
でも、本物はもっと鮮やかでした。
初めて言った談山神社、Mikiさんがおっしゃっていたとおり、とても素敵なところでした。
光悦寺やルナールブルーの記事、TBもありがとうございます。
こちらも送らせて頂きました。
どうぞよろしくお願いいたします。
京都の紅葉記事も楽しみにしています。
奈良の紅葉の名所、初めて行きましたが、感動しました。
しなこじさんは緑の頃に行かれたことがありましたか!
「最盛期」の景色より、「待機中」の方が、かえって心に残ったように思います。
次に行くときはいつになりますやら。
リニアが走ったら、東京から奈良まで90分とか。
そうしたら、毎週来れますね!!
流石、哲学者はうまいこと言いますね。
言葉の魔術師!
私も魔法にかかってしまいました(笑)
こちらこそ、いつもありがとうございます。
1枚目の写真は、奈良のダイナミックな紅葉を表現できたらと思い、撮りました。
その思いが伝わったら、嬉しいです。
そうですね。
待っている間の不安と期待に満ちた気持ちはなんともいえない幸福な時間なのかも知れません。
可能性を秘めた紅葉にドキドキしました。
神社の燈篭、私も気に入り、パチリです。
家の玄関に欲しい!(笑)
ありがとうございます!
思いのままを文章にぶつけてみました。
感動した景色を思い出す度、どんどん自分の中から隠れた言葉が出てきます。
歴史の古い、奈良の神社は壮大で、とても好きな場所になりました。
お写真を拝見する限り、もう盛りって感じがしますね。
奈良の寺社ってなんだかのんびりおおらかな雰囲気が漂っていません??
ゆったりした時間が流れてるような。
多武峰や飛鳥って特にそんな気がします。
それにしても美しい~~。
見頃の素晴らしい紅葉でこの写真の通りでした。
13重の塔の脇の工事用の覆いが撮影には邪魔でしたが回廊からの灯篭越しの眺めも「絵」になりますね。
奈良の寺社って、京都のそれとは明らかに違いました。ばななさんのおっしゃるとおり、のんびりおおらか。
ゆったりできました。
多武峰から明日香まで歩いていけるのですね。4キロとか書いてありました。
いつかまた、行ってみたいです。
20日に行かれましたか。
ちょうどいい頃でしたね。
工事用の覆いが確かに撮影には邪魔でしたが、それを補って余りある紅葉の美しさでしたね。
燃え上がった山々。いにしえの人々と同じ紅葉を見ても、感じる事は同じなのだろうか。自然の美しさは今も昔も変わらないのに、人の心は変わってゆくのでしょうね。
こんにちは!
美しい景色を見て感動する人の心は変わらないにしても、いにしえと今では、人々を取り囲む環境があまりにも違い過ぎて、感じ方に大いなる差はあると思います。