秋を探しに、北区の飛鳥山公園へ。
飛鳥山と言ったら、八代将軍吉宗の時代から、江戸の桜の名所だった。
今の季節は、花壇でベゴニアが花盛り。
公園北のケーブルカー到着地点近くで。
小さな秋を探して、のんびり歩きだした。
誰もいない旧渋沢庭園。
ここは、実業家・渋沢栄一が明治12年から亡…
鬼子母神に向かう途中、ケヤキ並木の参道で、新しいカフェを見つけた。
池袋から程近い雑司ヶ谷には、昔ながらの街並みが残っている。
鬼子母神の本堂は江戸時代初期の建立。
訪れた日は七五三の参拝客で賑っていた。
境内に立つ樹齢600年の銀杏が少し色づき始めていた。
威風堂々の大銀杏の周りをぐるりお稲荷さんの鳥…
噂には聞いていたが、これほどまでとは!
この秋、一押しの展覧会と言っていいだろう。
東博のシンボル、樹齢120年のユリノキもびっくり。
天皇陛下御即位20年を記念し、今、上野の東京国立博物館平成館で特別展が開催されている。
「皇室の名宝―日本美の華」展。
皇室ゆかりの名宝は、私たち国民の宝でもあ…
デザイナー ロン・アラドのソファ「ヴィクトリア&アルバート」。
大きなリボンを広げたような形は、そこに座る人を温かく包み込む。
2000年の英国で、ヴィクトリア&アルバート美術館の展覧会用にデザインされた。
今年8月、豊洲にある芝浦工業大学のオープンキャンパスに出掛けた。
運河に囲まれた豊洲は、今、建設ラッシュだ…
ズバリ、美肌にも身体にもよいカレーが、東京の下町にはある。
谷中といえば、お寺さんが多い町。
日暮里駅から歩いてすぐの経王寺(きょうおうじ)さんでは、四季折々に花木が楽しめる。
中でも、こちらの境内で見栄えのするのが、牡丹と盆栽風の藤だ。
10月半ばに訪れた時は、萩の花が咲いていた。
花を楽しんだ後は、…
ここに来れば、女は誰でもお洒落な「女の子」に変身!
渋谷109のそばに、今年の5月からできたフローズンヨーグルトのお店、
「ラズルベリー渋谷店」さん。
女の子(お客)に見立てたヨーグルトアイスでオシャレを楽しむかのように、トッピングを選ぶ。
サイズはキュート(S)、セクシー(M)、グラマラス(L)…
ニ千年前のバラが、今、上野で見られる。
国立西洋美術館で開かれている「古代ローマ帝国の遺産」展に出掛けた。
西洋美術館の館長・青柳正規さんの専門は、古代ローマと聞いた。
一体、どんな展示になっているのだろうか。
期待に胸がときめく。
西洋史を習った者にとって、古代ローマは、燦然と輝く星のような国だ。
…
いよっ!おせいさん、粋だね。
京都在住のろうけつ染め作家・こくたせいこさんの企画展が、今「銀座もとじ」で開催中。
ご案内をいただいたので、初日に行ってきた。
見てください。このモダンな柄を。
帯は「もとじ」さんのお見立て。
「シンプル・イズ・ベスト」とは、このことだ。
無駄のない、単純…
バラよ、バラ。
高らかに歌い、優雅に頬笑み、くるくると楽しげに踊るバラよ。
朝の澄んだ空気の中で。
代々木公園で、秋のバラが咲き出した。
汝の名は「ナディア」。
そこですかさず、「コマネチ!」と言わないで。
月世界の人「かぐや姫」は、月光色に輝く。
隣りでは「丹頂」が舞っている。
…
「柿食えば、健康の鐘が鳴るなり、無尽蔵」
毎日、長蛇の列ができる越後秘蔵麺使用のらーめん屋さんに行った。
JR品川駅港南口から徒歩1分の「無尽蔵 しながわ家」さん。
人気の秘密は、柿のポリフェノールを練り込んだ麺にあり。
体にいいのはもちろんのこと、このツルツルした食感がたまりません。
麺と絡むスープ…
秋のバラが咲き始めた。
駒込の旧古河庭園へ、日曜日に出掛けた。
マリーゴールドが華やかにお出迎え。
今年の秋バラフェスティバルは17日の土曜日から始まった。
「琴音」とともに、芳しいバラの香りに包まれる。
「メリナ」の真っ赤な情熱は誰に捧げられるのだろう。
庭園のシンボル、ジョ…
中村軒さんのお餅はなんでこんなにおいしいのやろ?
それはなあ、ぴょん吉がお月さんでぺったんぺったん、餅をついてはるからなんよ。
桂離宮の南側にある、中村軒(なかむらけん)さんに行った。
明治16年創業の和菓子店だ。
明治時代に建てられたお店の暖簾をくぐると、囲炉裏の間がある。
そこを通り抜け、中庭の見える奥のお…
秋晴れの日、京都西山に咲く秋明菊を訪ね歩いた。
まず初めは、「遊龍の松」で有名な善峯寺へ。
薬師堂前の蓮華寿院庭は夢世界に通じているかのような静けさだった。
石段近くで咲き乱れる一重のピンクも愛らしい。
今特別公開中の本坊庭園は、平安神宮や円山公園の作庭で知られる7代目小川治兵衛の手になる回遊式庭…
闇にはいつでも、人を包む働きがあるらしい。
満月の夜だった。
大楠に抱かれた青蓮院門跡(しょうれんいんもんぜき)の夜の特別拝観に行った。
華頂殿の蓮の襖絵を通り抜け、
ライトアップされた庭を見る。
青い光。
赤い光。
相阿弥作の庭で龍心池がひとつの生き物のように浮かび上がる。
月明…
京都は奥が深い。
元呉服屋さんの建物で、
美味しい中華が食せるという。
天神山町の「膳處漢(ぜぜかん) ぽっちり」 京都店さん。
ウェイティングルームで案内を待つ。
膳處漢(ぜぜかん)の「膳處」とは、昔、大津にあった「陪膳(おもの)所」から来ている。
おものは天皇の食べ物の事で、膳所は云わば、…
嵯峨小倉山の麓に、訪ね来る人を優しく迎えてくれる場所がある。
トロッコ嵐山駅から徒歩5分の正覚寺さん。
門前で紫式部の枝が風に揺れ、秋の深まりを告げていた。
駅から5分とはいうものの、辿り着くまで少々迷った。
近所に住むらしいお婆さんに道を尋ねても、
「正覚寺さん?知らんなあ」と、首…
青空の下、天龍寺で芙蓉の花が咲いていた。
「私まだ、嵐山の方に行ったことがないの」
病み上がりの友が言った。
嵐山といえば、ここ天龍寺。
飛雲観音の辺りでは、早くも色づいた木があった。
九州と東京から来た私たちを、嵐山の空も歓迎してくれていた。
昼なお暗い竹林の小路に友を連れて行きたかった。
…
雨上がりの朝だった。
定宿近くのいつもの南禅寺。
朝の散歩は楽しい。
途中の道に、秋明菊が咲いていた。
他所のお宅の庭で早くも色づき始めた樹木の葉が、垣根越しに見えた。
南禅寺三門に辿り着く。
高さ22mの「天下龍門」を見上げた。
三門から法堂までの道沿いに苔庭が広がって…
春には桜を見に来た京都。
それなら、秋桜も見なくては。
雨の予報は見事にはずれ、気持ちのいい空となった。
丹波亀岡の夢コスモス園に出掛けた。
「あかつき」という品種。
こちらの園では、20品種・800万本のコスモスが植えられている。
「おーい、船が出るぞ~!」
いざ、コスモスの乱れ咲く海原へ…
瀟洒な明治の洋館で
七代目小川治兵衞の茶庭を眺めながら
和モダンスタイルのティータイムはいかが?
嵐山からトロッコ列車に乗って、亀岡にやってきた。
ここは、トロッコ列車生みの親、田中源太郎翁の邸だったところ。
今は、「楽々荘」という、料理旅館になっている。
中には、茶庭の見えるイタリア…
ヤッホー!
ヤッホー、京都の町。
前に見えるは、比叡山。
秋本番前の京を偵察に、新幹線に飛び乗れば、
半年ぶりの京都もまた、私を優しく出迎えてくれた。
西山のモミジが少し色づき始め、
秋明菊も咲いていた。
江戸っ子よしりん、2009年初秋の京都を旅してきました。
(撮影10月4日)
…
穏やかな水面に波紋がひろがる時
何かが生まれる。
青空の午後だった。
目白台にある「新江戸川公園」を訪れた。
ここは、細川家下屋敷の庭をそのまま公園にした回遊式泉水庭園。
園路を進むと、池や背後の山並みの眺めが変化に富んだ景色として、楽しめるように工夫されている。
細川家の学問所だった…
ウメモドキの実が赤く色づく頃、下町の花園は秋を装い始める。
向島百花園には、季節を感じたい人々が大勢訪れていた。
今年もノアザミの花が咲いていた。
蝶の散歩の後をついてゆく。
モミジアオイの葉は黄衣をまとい始め、秋色のおしゃれに余念がない。
夕方の酔芙蓉は、早くもピンク色に頬を染めて、ほろ酔い気…
今年もトンネルの萩が、私を呼んでいた。
下町の花園、向島百花園では、すでに「萩まつり」が始まっていた。
何となく気分が沈みがちな日だった。
俯きながら、中へ入った。
いらっしゃい。
梅もどきが手招きしていた。
池のそばの萩が優しく秋風に揺れて。
桑の茶屋跡辺りでは、メイゲツソウのライ…
ルネッサンスの巨匠ボッティチェッリ。
彼の初期作品「聖母子と天使」が、今、初めて東京で公開されている。
ボッティチェッリが好きな私は、大丸東京の10階に、いそいそと出掛けて行った。
何故か、2mを超す大作「戴冠式のナポレオン1世」の絵があった。
それもそのはず。
この展覧会は、フランスの英雄ナポレオン生誕の地、…
「一文無しのことなんですよ」
西荻窪のフレンチ「ビストロ・サン・ル・スー」のオーナーが明るく言った。
JR西荻窪駅南口から徒歩2分。
ビル2階のビストロは、クリームイエローの明るい店だった。
今回も、友人のしのちゃんに連れてきていただいた。
人気店らしく、予約してもらって大正解。
店内はすぐにお客でいっぱいとなった。…
朝な夕なに色変化する酔芙蓉の花が咲いていた。
薄紅色に染まる前の初々しい白もいい。
女心と秋の空に、酔芙蓉も加えましょうか。
荻窪在住・しのちゃんのご案内で、善福寺公園を初めて訪れた。
かつては、武蔵野三大湧水池の一つだった善福寺池を中心とした、池の公園だ。
上の池と下の池に分かれている。
こちらは、…
今日は、いい天気になったね、おばあちゃん。
そうだね、本当に。
どこか、木陰にでも座ろうか。
その後、おじいちゃんの具合はどう?
それがね、このところ、もうお前の知っているおじいさんじゃないんだよ。
時々遠くを見てね、「ご飯はまだか」って、日に何回も聞いてさ。
病気の方も手術はもう無理なんだっ…
お彼岸の頃、此岸に咲く天上の花。
今日の皇居前広場は日本晴れだった。
日比谷濠を越えて、祝田門から日比谷公園に入った。
真紅の花が見えた。
思いがけず、三笠山に咲く彼岸花の群落だった。
太陽の光を浴びて、赤が燦然と輝く。
黒い蝶がどこからともなくやって来て、止まった。
あ…
焼きたてのバームクーヘン、いりませんか?
日本橋三越本店の新館地下2階に、それはある。
バームクーヘン界に革命を巻き起こした「クラブハリエ」。
その「B-studio Tokyo」が、ここだ。
工場と売り場とカフェが併設されている。
もともとは、滋賀の老舗和菓子屋「たねや」さんの洋菓子部門だった。
カ…
