あの絵を描くために、彼の生涯はあったのかも知れない。
今、東京・竹橋に、ポール・ゴーギャンの最高傑作が来ている。
日本初公開の絵を観に、「ゴーギャン展」へ出掛けた。
この女たちの視線の意味を、言葉でなく、魂で感じてしまったとしたら・・・。
それは、貴方が画家の苦しみに共感を覚えている証拠だ。
美…
何故だろう?
時々茶そばが食べたくなる。
万延元年、フットボールでなく、宇治でお茶の製造と販売を始めた兄弟がいた。
初代、辻利右衛門と二代目の三好徳次郎の兄弟は頑張った。
それから150年。
祇園辻利の宇治茶は、今、東京でも楽しめる。
辻利の茶寮「都路里」 大丸東京店の暖簾をくぐった。
店内…
京のおばんざいは、どおどす?
ここは、京都やあらへん。
お江戸日本橋どすえ。
「お坊さん、お坊さん。仏教はインドから。インド料理、食べませんか?」
男と男の間には、深くて暗い川があった。
「そやかて、和食がええなあ、やっぱり・・・」
「あかしまへんかあ」
「かんにんどすな」
日本橋…
「おいも~♪おいもだよ!」
秋の味覚といえば、
さつまいもですね。
江戸最大の八幡様として親しまれている、富岡八幡宮。
その門前町「深川」に
老若男女から愛されるさつまいも菓子のお店がある。
芋菓子の「三咲堂」(みさきどう)さん。
店頭に並ぶのは、すべてさつまいものお菓子ばかり。
鹿児島・…
初秋の日曜日、秋を探しに
豊島区の目白庭園へと出掛けた。
空は快晴、散歩日和だ。
たまにはみんなで池を出て、庭をぐるっと一周してみますか。
おや、これはシモツケの花。
初夏の頃から頑張って咲いているね。
紅葉も楽しみ♪
早く実がなれ、くちなしの花。
栗きんとんが食べたいな。
…
「荻窪で一番おいしいと思うフレンチのお店に、これから向かいます」
食通の友人・しのちゃんが言った。
JR荻窪駅から徒歩数分の「レストラン ハシモト」さん。
「銀座レカン」で11年修業したシェフが、2004年から始めた。
南仏をイメージしているらしい店内は、清潔感に溢れていた。
ランチは、前菜・主菜などか…
最近、書道を習い始めた。
書の海は果てしなく、広く、深い。
溺れないために
いい筆を求めて
日本橋の書画材専門店「有便堂」(ゆうべんどう)さんを訪れた。
中へ入るや、天然岩絵具の瓶がずらりとお出迎え。
数えたことはないそうだが、常時400から500種類の岩絵具が揃う。
この中で一番高価なのが…
いつも「よしりんの食べある記」をご覧いただいているみなさまへ
ご愛読、心より感謝申しあげます。
この度、当ブログが
ウェブリブログ公式ブログ「おすすめブログ」に紹介されました。
よろしかったら、ご覧ください。
今後とも「よしりんの食べある記」をよろしくお願いいたします。
よしりんより
自分のお気に入りのモノに囲まれて暮らす幸せって
どんなだろう?
答えは、このお店の中に沢山ありそうな気がした。
荻窪の「アステラス 器物家(どうぐや)」さん。
20年間、杜の都仙台で国内の民芸品を販売してきたご店主が、去年から荻窪で素敵なお店を始めた。
取り扱っているのは、ひとつひとつ職人の手仕…
富士近き 街に目覚めぬ 百日紅 角川源義
夏の荻窪散歩で、しのちゃんが連れて行ってくれた次なる場所は、駅から10数分の住宅街の奥だった。
「ほら、よしりん、あれ見て」と、しのちゃん。
何だろう?あの大きな実をつけているのは。
芭蕉の木だった。
しのちゃんが教えてくれた。
俳人・松尾芭蕉にちなんで、植…
もしも、自分の家の庭に、大銀杏の並木道があったなら・・・。
御影石の白いまっすぐな園路を歩きながら思った。
きっと毎朝、散歩するに違いない。
8月の夏休み中、荻窪在住のしのちゃんが町を案内してくれた。
まずは、杉並区立大田黒公園から。
ここは、音楽評論家の大田黒元雄氏のお屋敷だったところ。
氏は昭和7年から亡…
咲き乱れる、沢山の花の中から
その1輪と出逢う。
今、浜離宮ではお花畑の一面に、
キバナコスモスが咲き、見頃を迎えている。
花畑の秋の主役「サンセット」は、情熱的な赤。
今年は「サニーイエロー」という品種も植えてあった。
「サニー♪」
亡き兄の思い出を歌ったボビー・ヘブの名曲…
夏休みのある日、数か月ぶりに友人と会った。
博物館で展覧会を見た後、上野公園を歩く。
確かこの辺りに、割烹のお店があったはず・・・。
伊豆栄 梅川亭(いずえい うめがわてい)さん。
本店は不忍池のほとりに立つ、創業260年の鰻割烹の老舗。
その姉妹店がこちら、上野のお山の中にある。
ゆったりとした室内に掘りご…
どれどれ、手相を見て進ぜよう。
東京湾の埋立地・豊洲は、今、高層ビルの建設ラッシュだ。
街が新しくどんどん生まれ変わっている。
春海橋公園に行ったついでに、隣りのショッピングモール「ららぽーと」にも寄ってみた。
フランフランやローラ・アシュレイのインテリアショップをひやかした後、珍しく、手相占いのコーナー…
旨い天ぷらと蕎麦が食べたくなったら
ここ、世田谷の「宇奈根 山中」へ。
長閑な世田谷の住宅地に、突如現れる黒壁の家。
建築は、ドイツ人の彦根アンドレアさんの設計。
中へ入れば、天ぷらを揚げるいい香りがした。
地図を片手に迷いに迷った。
3度も道を聞く電話をかけた。
畑の間の道をきょろきょろしながら歩…
ここが本当に東京だろうか?
成城に行く度、気になるお邸があった。
この生垣に囲まれた武家屋敷風の邸宅があるのは、東京でも指折りの高級住宅街、成城。
その名も、「成城五丁目猪股庭園」。
故・猪股猛氏(元・労務行政研究所理事長)の邸宅として、1967年 に建てられた。
「お邪魔しま~す」
無料で公開されて…
柔かな光が注ぐ中、天空を鳩が舞っていた。
東京・新宿区河田町に、思わず足を止めて眺める瀟洒な洋館がある。
伯爵と伯爵夫人のおな~り~。
昭和初期に建てられた小笠原長幹伯爵の邸宅は、スパニッシュ様式の館だ。
75年の時を経て甦った玄関は、重厚な造りだった。
玄関を入ると鳥かごの欄間が迎えてくれた。
伯爵…
今回は、『貴族のお屋敷』で庶民がランチを頂くの巻。
数年前から憧れの的だった、小笠原伯爵邸のランチに行ってみた。
このお屋敷は、小笠原長幹(ながよし)伯爵の本邸として、1927年に建てられた。
スパニッシュ様式の美しい洋館。
玄関の外ひさしは、豊饒のシンボルである葡萄棚がデザインされていた。
設計は曾根…
2000年前の日本の神々も、少年だった頃があったのだろうか?
東京国立博物館に、今、お伊勢さんから「神々の美術」が来ている。
伊勢参りには滅多に行けないので、いそいそと上野へ出掛けた。
日中でも薄暗くて静かな伊勢の森には、間違いなく神さんがいると人はいう。
参拝前に心身を清める五十鈴川(い…
真夏はすっきりと潔い。
ぼけ封じには、持って来いの空だった。
暑さでやる気を失いつつある自分にカツを入れるため
上野は輪王寺の両大師堂へ出掛けた。
本堂前には大賀蓮が植わっている。
どうせ仕事をするなら、楽しくやりたい。
それには一体どうすればいいのだろう?
最近読んだクリエイティブ…
西瓜のケーキって、この世に存在するのですね♪
静岡の友人・ぴろさんのおススメで、また新幹線に乗って、三島に来てしまった。
三嶋大社は、源頼朝が挙兵に際し、祈願を寄せた由緒ある神社。
その境内にある池では
ポチャン。
大きな鯉が元気に泳ぎ回っていた。
「あら、あそこに亀がいる」
Mikiさんがぴろさん…
どうしたの?
そんなに深刻そうな顔をして・・・。
「ど、どうしよう?!もうダメだ・・・」
何があったのかは知らないけれど、何もそんな土管の中に閉じ籠らなくても。
人生、壁にぶち当たることばかり。
だから、何があっても、けっして動揺してはいけない。
たとえ天から
石つぶてが降っ…
真夏にクレマチスの花が咲いているのだろうか?
1年中、花と芸術の咲き乱れる丘が、三島近郊にあるという。
ここは、静岡県長泉町のクレマチスの丘。
富士山麓の広大な敷地に、庭園・美術館・レストラン・ショップが点在している。
静岡の友人・ぴろさんに、車で連れてきていただいた。
<クレマチスガーデン・エリア>に…
「富士山、ありがとう!」
そう叫ばずにはいられない碧さだった。
静岡の柿田川といえば、清流として有名だ。
その一級河川は、柿田川公園の「湧き間」から始まっている。
ここは、公園の第2展望台。
昔この川のほとりにあった製紙工場の取水井戸だったところだ。
井戸の底から湧き上がる碧い水は、富士山に降った…
今日は八朔。
夏だ、氷だ。
八幡さまの夏祭りも楽しみだね。
お参りの後は、門前仲町界隈をぶらぶら歩く。
有名な甘味処「いり江」に入った。
屋号は、沖に出た船が戻ってきた時にホッと一息つけるような店にしたい
というところからきているそうだ。
元々寒天屋さんだった「いり江」は、現在、二代目が店を守ってい…
江戸っ子は、気が短けぇんだい。
まあ、ぶっかけめしでも、ささっと食っていきな。
江戸時代、深川といったら、漁師町だった。
江戸三大祭で有名な深川の富岡八幡宮境内に、「深川めし」のお店がある。
深川宿 富岡八幡店(ふかがわじゅく とみおかはちまんてん)さん。
その昔、海に面した深川では、良質のアサリが沢山…
焼きたてのおいしいパンケーキが食べたかった。
赤い壁のオープンカフェを目指して、歩きに、歩いた。
あった~!
駒場から代々木上原まで迷いながら何十分、歩いたのだろうか?
夢にまで見た「チャプチーノ」のパンケーキ。
こちらのお店は、カップケーキも有名らしい。
「チャプチーノ」の社長がカップケーキの本場、…
大正時代、民衆の日常品の中に「美」を見出した男がいた。
昭和11年(1936年)、東京・駒場の地に日本民藝館を開設させた哲学者の柳宗悦(やなぎむねよし)がその人。
「民藝」とは、「民衆的工芸」、「民間の工芸」のこと。
無名の職人が民衆の生活のために作った実用品を指す言葉として、柳や陶芸家の濱田庄司、河井寛次郎らによ…
気持ちが下向き加減の時は、自然に会いに行こう。
目黒の駒場公園には、土の匂いがする緑の庭があった。
公園の入り口は全部で3か所ある。(正門・東門・南門)
東門から入るとすぐのところに、旧前田侯爵邸の和館があった。
ここは、侯爵の洋館に隣接する、前田家の迎賓施設で、
雛祭りの行事やお客様の接待時、たまに使用された…
華やかな貴族の生活、戦中戦後の混乱、昭和から平成へ。
その歴史を黙って見てきた洋館が、ここにある。
ようこそ、
侯爵の館へ。
こんもりとした木々におおわれた森と広場の目黒区駒場公園には、赤レンガ張りの洋館が建っている。
加賀百万石の前田家の当主・前田利為(としなり)侯爵の本邸として、1929年に建造された。
…