さりげなく佇む、路地裏の京町家。
2年前の夏、憧れていた京都三丘園(さんきゅうえん)さんに行った。
綾小路通に面した、築百年を超える京町家の茶店。
坪庭を眺めながら、お煎茶や濃茶をほっこりといただける、素敵な空間だ。
一番奥のお座敷。
この後、着物姿の女性達が団扇片手にはんなりと座って、お茶を楽しんでい…
心の奥底で怒りの炎がめらめらと、人知れず燃えていた。
消火のため、初夏の森林公園を訪れた。
平日の開園直後、 園内のサイクリングロードに人影は全くない。
さあ、出発だ。
心の中の火が、再び燃え盛った。
まあ、落ち着いて行きなさいよ。
渓流広場の紫陽花たちに言われた。
そうそう、そんな…
百合の王様「やまゆり」を求めて、森に出掛けた。
トンネルを抜けると、そこは
緑のトンネルだった。
里山の自然が残る埼玉の森林公園には、1万株ののやまゆりが自生しているという。
菅傘のお兄さん、やまゆりはどこですかい?
自転車を止めて、きのこに聞いてみる。
ここには咲いていないよ。
竹藪の先の…
哲学堂で哲学した後は、おいしい野菜を召し上がれ!
ワイン会のグルメ通・山ちゃんがコメントで教えてくれたお店。
中野区の松ヶ丘にある「哲学堂まつおか」に行ってみた。
グレーの扉の取っ手は、店主・松岡さんの故郷、木曽の山から採ったビョウブの枝でできている。
入り口からすでに、もてなしの気持ちが伝わってきた。
確か、親友…
2008年、謎の絵師・東洲斎写楽の肉筆画が世界で初めて発見された。
その絵がこれまた世界で初めて公開されるとあって、初日にいそいそと出掛けた。
所は、両国の江戸東京博物館。
大勢の老若男女が展覧会場へ続々と向かっていった。
私の胸の鼓動も鳴り始めた。
これがギリシャの孤島に眠っていた写楽の絵だ。
…
東京ミッドタウンに、お目当ての国宝が来ていた。
今、六本木のサントリー美術館では、NHK大河ドラマ特別展
「天地人 直江兼続とその時代」が開催中。
川中島合戦で熱い戦いを繰り広げた、宿命のライバル武田信玄と上杉謙信。
二人の亡き後、越後では、謙信の養子・上杉景勝が命運を握った。
その景勝を支えたのが…
250年の伝統が都心の京町家空間で味わえるとしたら・・・。
やっぱり、吸い込まれるように入ってしまう。
創業は宝暦三年、京都老舗のお茶屋さん「京はやしや」の茶カフェ
東京ミッドタウン店に行った。
たらこ付きの京だし茶漬け(945円)は、ふっくら濃厚な旨みが決め手。
京風だしと京番茶の香りが食欲をそそる。…
帝国劇場に友人とミュージカルを観に行く。
その帰り、お隣の東京會舘で夕食をとることになった。
創業大正11年の、歴史ある東京會舘。
その1階にある、「シェ・ロッシニ」は、欧風料理のいただけるレストランだ。
月替りの特選メニューは、リーズナブルな値段で旬の料理が楽しめる。
(¥4,725也)
まずはオードブルか…
冷やし中華の夏が来た!
「天下一」の冷やし中華を食べたなら、「天下一品」のそれも食べないと。
本店は京都一乗寺。
勤めていた会社の倒産、持ち金3万7千円から始めた木村社長のラーメン屋台が、
現在全国205店舗のラーメンチェーン店にまで拡大、成長した。
すべては、こってこての天下一品スープのおかげ。
…
散歩の途中で、ちょっと寄り道。
代々木公園駅から徒歩1分の所に、シーフードレストランを発見した。
公園の緑を眼下に、朝8時から明け方4時まで開店している「TARLUM 」(タールム)。
1階のラウンジは、待ち合わせやワンコの散歩の休憩に寄っている人の姿が見受けられた。(全席禁煙)
この他に、2階には喫煙席のあるレ…
色変化のあじさいは、人の心模様をも映し出すかのようだ。
東京23区内では最大の名所、あじさいの白山神社(はくさんじんじゃ)を訪れた。
その昔は、徳川将軍家御殿の屋敷神として、
また、庶民の歯痛止めの神として賑わった。
神社の境内から、隣接する白山公園にかけて、3,000株のあじさいが咲き誇る。
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「甘酒横丁」に行ったら、こちらに寄らないと。
「人形町亀井堂」は、明治6年の創業。
人形町の旧家・佐々木家が神戸・亀井堂総本店から暖簾分けして、この地に開業した。
洒脱にして質朴な菓子造りには定評がある。
昔ながらの製法で1枚づつ砂糖細工をほどこした瓦せんべいは、職人技が光っている。
テレビ東京…
「冷やし中華 はじめました!」
日曜日、人形町界隈を歩いていて、小腹が空いた。
人形町交差点「キラク」の隣りにあるラーメン屋さんに入る。
京都発祥のラーメンチェーン店「天下一品」(てんかいっぴん)は聞いたことがあるが、はて、品の抜けた「「天下一」とは??
こちらも1974年創業のラーメンチェーン店。
G…
「おじいちゃん、鬼ヶ島って、どんなとこ?お花の沢山咲いたとこ?」
全国の花菖蒲愛好家にも名高い葛飾の堀切菖蒲園に行った。
江戸時代から「菖蒲なら堀切」と語り継がれた庭園には
毎年6月、希少な品種も含めた花菖蒲200種6000株が咲き揃う。
紫陽花も彩りを添えていた。
…
この世とあの世の境目は、一体どこにあるのだろうか?
哲学をかじっていた学生の頃、一人で哲学堂公園に来たことがある。
東京・中野区にあるこの公園は、東洋大学創立者の井上圓了博士によって造られた。
明治39年に、精神修養の場として開設される。
入口の哲理門(てつりもん)、またの名を妖怪門。
元々、この地には…
明治神宮にダース・ベイダーのお母さんがいた。
神宮の森には、13万本の樹木が植わっている。
ここは、マイナスイオンの宝庫だ。
1世紀を経た森の中に経つ社殿は、1958年の建造。
今、日本水石協会主催の盆栽展が、その社殿廻廊で開催されている。
毅然と生きている盆栽と対峙する。
何故か、幹…
花菖蒲に、雨はよく似合う。
明治神宮の御苑へ、今年も花菖蒲を見に出掛けた。
鬱蒼とした御苑の森の中にある菖蒲田。
この日、開花した花菖蒲は、1,806輪だった。
雨がぽつぽつと降り始めていた。
花菖蒲が色とりどりに妍を競う様は、日常とは別天地の眺めだった。
満開になれば、さながら地上の…
人には誰しも、人生のターニングポイントがある。
「来適」
いらっしゃい!
来る者は拒まず。
去る者は追わず。
星の数ほどいる人間たちが、世の中でうごめいている。
そんな中で、奇跡のような出会いが、必ずある。
すっくと前を見て生きていれば・・・。
ブーゲンビリアと盆栽鉢のコラ…
夜になると、昼以上に活気を帯びる神楽坂。
フランス人学校がある影響でフレンチのお店が多い。
この日は、毘沙門天にも程近い、神楽坂通りの小粋なフレンチレストランを、女性4人で訪れた。
夜のメニュー、3500円のコース。
前菜+メイン+デザートがそれぞれ8~10種類の中から選べる。
まずは、「お肉屋さんオー…
東京下町の町角には、おいしい甘味処がいっぱい。
両国から錦糸町に歩いて向かう途中、北斎通りに洒落たカフェを発見した。
北斎茶房 (ほくさいさぼう)さん。
ここ、墨田区亀沢は世界的な絵師・葛飾北斎の生誕地。
その北斎さんの名前を冠した通り沿いだけあって、アートなまちづくりが展開されている。
カフェの中に、一段高く…
それまで大地を見たことがなく、大人になって突然、
そこに立ち、夏の草原に座ったとしたら、
なんと輝いて見えることだろう。
夢で妖精の国へ来たかと思われ、
手を触れたら粉々に飛び散りそうでこわい。
あまりの美しさに、長く見ていては、
消えてなくなりそうでこわい。
子供の頃は、美…
四阿の額縁から、緑の風が見えた。
ここは、昭和記念公園の中にある「日本庭園」。
新緑の楓の道を歩いた。
池を挟んだ対岸の「歓楓亭」を望む。
数寄屋造りの建物が、庭に落ち着いた佇まいをもたらしていた。
池の流れは東西に通じ、北の流れは滝となっていた。
気持ちのよい水音が辺りに響く。
奥行きのある雄大な…
森の小路を抜けると、広い原っぱに一面の花畑が出現した。
「ムギナデシコ」の花が風に揺れ、頬をなでた。
丘の上ひなげしの花で
占うのあの人の心
今日もひとり~♪
ひとりでなく、ふたりでした。
仲良しブロガーのMikiさんに誘われて、立川の昭和記念公園へ。
公園のほぼ中央、「みんなの原っぱ」東の花畑では…
アイスクリーム好きの人、この指止まれ!
2009年4月28日にオープンしたばかりの「マーベラスクリーム 日比谷シャンテ店」に行った。
入口の外まで並んでいる、今、人気のスポット。
国内最高品質のミルクを使用した、高級プレミアムのアイスクリームはいかが?
28種類あるオリジナルクリームの中から好みのミキシン…
そんなに見つめないで・・・。
君は綺麗だ。
空の上からも分かるほど。
今、代々木公園のバラ園では、バラが花盛り。
見つめないでと言われても
見入ってしまう。
その輝きに、その色に。
幼な子も、お年寄りも、
付き合い始めたばかりの恋人達も
ああ、かぐわしい香…
まあるいフォルムの椅子。
ブナ材を使った、お洒落なデザイン。
昨日紹介した山口の旧日下医院2階に、物静かな家具屋さんがいた。
1階の雑貨屋さんを通り抜け
築80年の年季の入った階段を2階へ上がる。
アンティークな建物に温かみのある家具がしっくりと合っていた。
デザイナーの岡村知征(…
ここは山口。
海沿いの、とある街角。
夢風車通りを歩いていると、
80年前に建てられた、アンティークな建物が見えてきた。
登録有形文化財の旧日下医院本館(きゅうくさかいいんほんかん)だ。
昔は医院だった。
現在は、レトロな建物を利用して、複合ショップとして生まれ変わっている。
正面玄関入ってすぐ右側…
最近、フレンチづいている。
雨の夜だった。
フランス人にもファンの多い、丸の内の「ブラッスリーオザミ」へと出掛けた。
「お客様、今、フランス産のホワイトアスパラが入っていますよ!」の一声に
前菜は、これでキマリ。
柔らかい白タイツの王子様に、とろ~り半熟卵をかけて・・・。
パンは自家製。
バターはフ…
何かを好きになり過ぎるのは、危険だ。
何故ならそれは、時に、自分の自由を奪ってしまうから。
自由とは、すなわち、孤独のこと。
人が夢見る時は、いつだって独り。
人生もひとりで生きるものならば、
自分の好きなものを、たまに遠目で見てみよう。
ボウルに浮かべてみる。
…
樹は花を咲かせ得た悦びを
歌い、
花々は大気と解け合って
酔い、
その一刻、
花の精は
人に時の移りを忘却させる。
By 永井 龍男
(撮影5月16日)
第11回国際バラとガーデニングショウ
埼玉県所沢市上山口2135 西武ドーム
電話:04-2925…