テーマ:庭園

庭園美術館の「カフェ茶洒」

晩秋のとある日曜日 白金台の庭園美術館へ。 アール・デコ様式の朝香宮邸が、青空をバックに上品に佇んでいた。 友人のしのちゃんと、古伊万里を見に行った。 今年は、日本の磁器が初めてヨーロッパに輸出されてから、350年目に当たる。 展覧会を堪能した後は、美術館の庭を歩いた。 繊細な絵付けを施した柿右衛門の…
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紅色の直指庵

自然は 夢と同じもので できている。 京の達人のご案内で、北嵯峨の直指庵(じきしあん)を訪れた。 山門を入れば、早くも散紅葉の世界だった。 世の中に紅い国というのがあるのなら、こんな所なのかも知れない。 竹林に囲まれた草庵風の寺は 静寂を極めていた。 よう、おまいり。 雨…
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高台寺の散紅葉

雨が止んだ。 朝の東山で青空に出会う。 秀吉夫人のねねが建てた高台寺を訪れた。 濡れた石の参道を登っていく。 北の方に、大雲院の祇園閣が見えた。 何故、京の庭は、こんなにも華麗に染まるのだろう? 小堀遠州作の庭園で、観月台を望む。 雨上がりの庭に陰影が浮き立った。 まるで何かの秘密…
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東博 秋の庭園開放

秋の下に心と書いて 「愁」と読ませる。 最初にこの字を考えたのは、一体、誰なんだろう? 上野の空は晴れていた。 東京国立博物館では、本館北側の庭園を春と秋に公開している。 博物館の敷地は、元寛永寺の境内だった。 池を中心に5棟の茶室があり、四季折々の花や紅葉が楽しめる。 5代…
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椿山荘の紅葉

秋深し。 明治の政治家・山縣有朋の庭、東京目白にある椿山荘を歩いた。 目白台地の傾斜を利用した名園へと入ってゆく。 秋山の 樹の下隠り(このしたがくり) ゆく水の われこそ益(ま)さめ 御思(おもはす)よりは   鏡女王(かがみのおおきみ)  万葉集より 秋山の樹木の…
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日比谷公園 秋の虹

東京にも、天から秋が降ってきた。 ボク、ちっちゃな秋を拾ったよ。 秋晴れの日比谷公園へ出掛けた。 第一花壇ではバラが咲き、 ハナミズキの林では 木陰にツワブキが咲き乱れていた。 鶴の噴水池の周りでは楓が色づき始め、 松本楼の隣りで、首かけ銀杏が辺り一面を黄金に染めてい…
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六義園の紅葉

お前は精一杯、枝葉を広げて生きているか? この木のように。 あるがままの自然を目前に、自分に問いかける瞬間がある。 11月半ば、大名庭園の六義園(りくぎえん)を訪れた。 ただそこに在るだけで、輝く木があった。 紅葉したハゼノキが広い園内へと招き入れてくれる。 水分石(みずわけいし)のある滝見茶…
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代々木公園の秋バラ

バラよ、バラ。 高らかに歌い、優雅に頬笑み、くるくると楽しげに踊るバラよ。 朝の澄んだ空気の中で。 代々木公園で、秋のバラが咲き出した。 汝の名は「ナディア」。 そこですかさず、「コマネチ!」と言わないで。 月世界の人「かぐや姫」は、月光色に輝く。 隣りでは「丹頂」が舞っている。 …
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旧古河庭園の秋バラ

秋のバラが咲き始めた。 駒込の旧古河庭園へ、日曜日に出掛けた。 マリーゴールドが華やかにお出迎え。 今年の秋バラフェスティバルは17日の土曜日から始まった。 「琴音」とともに、芳しいバラの香りに包まれる。 「メリナ」の真っ赤な情熱は誰に捧げられるのだろう。 庭園のシンボル、ジョ…
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西山の秋明菊巡り

秋晴れの日、京都西山に咲く秋明菊を訪ね歩いた。 まず初めは、「遊龍の松」で有名な善峯寺へ。 薬師堂前の蓮華寿院庭は夢世界に通じているかのような静けさだった。 石段近くで咲き乱れる一重のピンクも愛らしい。 今特別公開中の本坊庭園は、平安神宮や円山公園の作庭で知られる7代目小川治兵衛の手になる回遊式庭…
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青蓮院のライトアップ

闇にはいつでも、人を包む働きがあるらしい。 満月の夜だった。 大楠に抱かれた青蓮院門跡(しょうれんいんもんぜき)の夜の特別拝観に行った。 華頂殿の蓮の襖絵を通り抜け、 ライトアップされた庭を見る。 青い光。 赤い光。 相阿弥作の庭で龍心池がひとつの生き物のように浮かび上がる。 月明…
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南禅寺 朝の散歩

雨上がりの朝だった。 定宿近くのいつもの南禅寺。 朝の散歩は楽しい。 途中の道に、秋明菊が咲いていた。 他所のお宅の庭で早くも色づき始めた樹木の葉が、垣根越しに見えた。 南禅寺三門に辿り着く。 高さ22mの「天下龍門」を見上げた。 三門から法堂までの道沿いに苔庭が広がって…
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楽々荘の「チンギアーレ」

瀟洒な明治の洋館で 七代目小川治兵衞の茶庭を眺めながら 和モダンスタイルのティータイムはいかが? 嵐山からトロッコ列車に乗って、亀岡にやってきた。 ここは、トロッコ列車生みの親、田中源太郎翁の邸だったところ。 今は、「楽々荘」という、料理旅館になっている。 中には、茶庭の見えるイタリア…
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新江戸川公園の空

穏やかな水面に波紋がひろがる時 何かが生まれる。 青空の午後だった。 目白台にある「新江戸川公園」を訪れた。 ここは、細川家下屋敷の庭をそのまま公園にした回遊式泉水庭園。 園路を進むと、池や背後の山並みの眺めが変化に富んだ景色として、楽しめるように工夫されている。 細川家の学問所だった…
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向島百花園 秋の装い

ウメモドキの実が赤く色づく頃、下町の花園は秋を装い始める。 向島百花園には、季節を感じたい人々が大勢訪れていた。 今年もノアザミの花が咲いていた。 蝶の散歩の後をついてゆく。 モミジアオイの葉は黄衣をまとい始め、秋色のおしゃれに余念がない。 夕方の酔芙蓉は、早くもピンク色に頬を染めて、ほろ酔い気…
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向島百花園 萩まつり

今年もトンネルの萩が、私を呼んでいた。 下町の花園、向島百花園では、すでに「萩まつり」が始まっていた。 何となく気分が沈みがちな日だった。 俯きながら、中へ入った。 いらっしゃい。 梅もどきが手招きしていた。 池のそばの萩が優しく秋風に揺れて。 桑の茶屋跡辺りでは、メイゲツソウのライ…
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初秋の目白庭園いいかも

初秋の日曜日、秋を探しに 豊島区の目白庭園へと出掛けた。 空は快晴、散歩日和だ。 たまにはみんなで池を出て、庭をぐるっと一周してみますか。 おや、これはシモツケの花。 初夏の頃から頑張って咲いているね。 紅葉も楽しみ♪ 早く実がなれ、くちなしの花。 栗きんとんが食べたいな。 …
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角川庭園 幻戯山房

富士近き 街に目覚めぬ 百日紅  角川源義 夏の荻窪散歩で、しのちゃんが連れて行ってくれた次なる場所は、駅から10数分の住宅街の奥だった。 「ほら、よしりん、あれ見て」と、しのちゃん。 何だろう?あの大きな実をつけているのは。 芭蕉の木だった。 しのちゃんが教えてくれた。 俳人・松尾芭蕉にちなんで、植…
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荻窪散歩 大田黒公園

もしも、自分の家の庭に、大銀杏の並木道があったなら・・・。 御影石の白いまっすぐな園路を歩きながら思った。 きっと毎朝、散歩するに違いない。 8月の夏休み中、荻窪在住のしのちゃんが町を案内してくれた。 まずは、杉並区立大田黒公園から。 ここは、音楽評論家の大田黒元雄氏のお屋敷だったところ。 氏は昭和7年から亡…
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浜離宮のキバナコスモス

咲き乱れる、沢山の花の中から その1輪と出逢う。 今、浜離宮ではお花畑の一面に、 キバナコスモスが咲き、見頃を迎えている。 花畑の秋の主役「サンセット」は、情熱的な赤。 今年は「サニーイエロー」という品種も植えてあった。 「サニー♪」 亡き兄の思い出を歌ったボビー・ヘブの名曲…
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成城の苔庭 猪股庭園

ここが本当に東京だろうか? 成城に行く度、気になるお邸があった。 この生垣に囲まれた武家屋敷風の邸宅があるのは、東京でも指折りの高級住宅街、成城。 その名も、「成城五丁目猪股庭園」。 故・猪股猛氏(元・労務行政研究所理事長)の邸宅として、1967年 に建てられた。 「お邪魔しま~す」 無料で公開されて…
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スパニッシュ様式の小笠原伯爵邸

柔かな光が注ぐ中、天空を鳩が舞っていた。 東京・新宿区河田町に、思わず足を止めて眺める瀟洒な洋館がある。 伯爵と伯爵夫人のおな~り~。 昭和初期に建てられた小笠原長幹伯爵の邸宅は、スパニッシュ様式の館だ。 75年の時を経て甦った玄関は、重厚な造りだった。 玄関を入ると鳥かごの欄間が迎えてくれた。 伯爵…
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ヴァンジ彫刻庭園美術館

どうしたの? そんなに深刻そうな顔をして・・・。 「ど、どうしよう?!もうダメだ・・・」 何があったのかは知らないけれど、何もそんな土管の中に閉じ籠らなくても。 人生、壁にぶち当たることばかり。 だから、何があっても、けっして動揺してはいけない。 たとえ天から 石つぶてが降っ…
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「クレマチスの丘」のティーハウス 

真夏にクレマチスの花が咲いているのだろうか? 1年中、花と芸術の咲き乱れる丘が、三島近郊にあるという。 ここは、静岡県長泉町のクレマチスの丘。 富士山麓の広大な敷地に、庭園・美術館・レストラン・ショップが点在している。 静岡の友人・ぴろさんに、車で連れてきていただいた。 <クレマチスガーデン・エリア>に…
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旧前田侯爵邸の日本庭園

気持ちが下向き加減の時は、自然に会いに行こう。 目黒の駒場公園には、土の匂いがする緑の庭があった。 公園の入り口は全部で3か所ある。(正門・東門・南門) 東門から入るとすぐのところに、旧前田侯爵邸の和館があった。 ここは、侯爵の洋館に隣接する、前田家の迎賓施設で、 雛祭りの行事やお客様の接待時、たまに使用された…
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堀切菖蒲園の鬼ヶ島

「おじいちゃん、鬼ヶ島って、どんなとこ?お花の沢山咲いたとこ?」 全国の花菖蒲愛好家にも名高い葛飾の堀切菖蒲園に行った。 江戸時代から「菖蒲なら堀切」と語り継がれた庭園には 毎年6月、希少な品種も含めた花菖蒲200種6000株が咲き揃う。 紫陽花も彩りを添えていた。 …
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明治神宮の花菖蒲

花菖蒲に、雨はよく似合う。 明治神宮の御苑へ、今年も花菖蒲を見に出掛けた。 鬱蒼とした御苑の森の中にある菖蒲田。 この日、開花した花菖蒲は、1,806輪だった。 雨がぽつぽつと降り始めていた。 花菖蒲が色とりどりに妍を競う様は、日常とは別天地の眺めだった。 満開になれば、さながら地上の…
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昭和記念公園 緑の風

四阿の額縁から、緑の風が見えた。 ここは、昭和記念公園の中にある「日本庭園」。 新緑の楓の道を歩いた。 池を挟んだ対岸の「歓楓亭」を望む。 数寄屋造りの建物が、庭に落ち着いた佇まいをもたらしていた。 池の流れは東西に通じ、北の流れは滝となっていた。 気持ちのよい水音が辺りに響く。 奥行きのある雄大な…
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法金剛院の花あかり

今年、京の桜の見おさめは 花園の法金剛院(ほうこんごういん)さん。 夏には、蓮の寺として有名だ。 池のほとりで、極楽浄土を模した庭園を眺めている いにしえの美女がいた。 艶やかな佇まいの枝垂れ桜が、華麗な花あかりを枝いっぱいに広げていた。 絶世の美女と謳われた待賢門院桜は、どこですか?…
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京都隠れスポット 神泉苑

願い事は一つだけ 叶えてくれる赤い橋。 今から1200年前、平安京に造られた天皇の遊び場、神泉苑。 今は放生池のみが、禁苑だった当時の名残りをとどめる。 かつては、雨乞いの霊場でもあった。 義経と静御前の出逢いの場とも云われている。 訪れた日は、雨乞いもしていないのに、時雨がしとしと降り始めて…
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