テーマ:京都

愛宕念仏寺で微笑み返し

心の中の信号が黄色から赤に変わる瞬間、 自分以外には誰にも聞こえないサイレンがどこからともなく鳴り響く。 晩秋の京の旅最後は、嵯峨鳥居本の愛宕念仏寺(おたぎねんぶつじ)を訪れた。 仁王門は赤いが、果たして中の紅葉はどんなだろうか? ふれ愛観音堂辺りの紅葉は全て散っていた。 陽は西に傾き始めていた。 へ…
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嵯峨野の茶店 寿楽庵

150年前のガラス戸越しに庭を眺めながら 茶店で一服しませんか? 嵯峨野の散紅葉に夢中のあまり、朝から何も食べていないことに気付いた。 お腹の赤ランプが点滅し始めたのと同時に、赤提灯の下がる茶店に飛び込む。 「寿楽庵」 (じゅらくあん)は、蕎麦・うどん等の軽食や甘味を食せる茶店だった。 どなたか…
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奥嵯峨の夢幻紅葉

奥嵯峨の紅葉は、人知れず雨に濡れていた。 杉木立の山道を登って行くと、 そこには、言葉を失う光景が広がっていた。 誰もいなかった。 辺り一面、散紅葉。 狛犬の上にも 苔むした蹲の上にも、はらはらと、はらはらと・・・。 私は夢幻の中にいた。 ここは一体、何処な…
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祇園OKU

祇園の奥に、シンプルな美の空間があった。 表通りの祇園は人々が行き交い、いつも賑やかだ。 ところが、花見小路を一筋西へ入れば、 静かな通りに、さりげなく佇む町家カフェがあった。 花背の奥、「美山荘」の主・中東久人さんによるプロデュース。 2006年開業の和カフェ「OKU」。 1階の奥には、美山…
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紅色の直指庵

自然は 夢と同じもので できている。 京の達人のご案内で、北嵯峨の直指庵(じきしあん)を訪れた。 山門を入れば、早くも散紅葉の世界だった。 世の中に紅い国というのがあるのなら、こんな所なのかも知れない。 竹林に囲まれた草庵風の寺は 静寂を極めていた。 よう、おまいり。 雨…
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貴匠桜 MATTAKU

そろそろ寒うなってきたし、京都の湯豆腐でも、どおどす? 松原通の「貴匠桜 MATTAKU」 (キショウサクラ マッタク)さん。 京都の粋人に教えていただいた。 元醤油問屋だった町家が、和食レストランになっている。 立派な水屋の奥には 当時、使われていたおくどさんが、で~んと構えていた。 …
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石塀小路から八坂の塔へ

世の中に 恋てふ色は なけれども 深く身に染む ものにぞありける by 和泉 式部 祇園情緒たっぷりの短い散歩道、石塀小路。 高台寺道と下河原町通の間にひっそりとある小道に入った。 ランタンの街灯の立つ石畳の道沿いには、お茶屋さんが軒を連ねる。 この界隈で舞妓さんが歩く姿を想像してみた。 艶やかな南天…
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高台寺の散紅葉

雨が止んだ。 朝の東山で青空に出会う。 秀吉夫人のねねが建てた高台寺を訪れた。 濡れた石の参道を登っていく。 北の方に、大雲院の祇園閣が見えた。 何故、京の庭は、こんなにも華麗に染まるのだろう? 小堀遠州作の庭園で、観月台を望む。 雨上がりの庭に陰影が浮き立った。 まるで何かの秘密…
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「ルナールブルー」京都のフレンチ

「手ぶくろを買いに」という童話、ご存じですか? 姉小路通高倉東入ル南側「ルナールブルー」には、幸福の「青い狐」がいた。 今、最も京都で人気のフレンチといったら、ここ「ルナールブルー」。 店名はマダムの大好きな童話、新美南吉さんの「手ぶくろを買いに」からきている。 直訳すると、「青い狐」という意味だそうだ。 ブロ…
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「草喰 なかひがし」日本一の昼ご飯

京都にはいくつもの秋がある。 洛北の静かな枯秋、洛中の雅な錦秋、そして・・・ 「草喰 なかひがし」の食の秋。 「日本一の昼ご飯」を目指し、新幹線に飛び乗った。 11月の第1週、「哲学の道」は早くも紅く色づいていた。 名刹銀閣寺辺に店を構える「草喰(そうじき) なかひがし」さんに行った。 メンバーはMikiさん…
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光悦寺の紅葉

今秋の京都は 私をどんな色に染め上げてくれるのだろうか? 市内で一番早く紅葉が始まるという、鷹ヶ峰の光悦寺を訪れた。 見頃には人でいっぱいになる参道も、今は静かだ。 受付のそばで、サザンカがお出迎え。 鐘楼前では早くもオレンジ色に色づく楓があった。 茶室・太古庵前の光悦垣に江戸の粋人・…
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錦秋の古都 2009

恋してますか? 私は、恋してます。 錦秋の 古都に。 染まり始めた秋の京都、奈良を旅してきました。 (撮影11月7・8日) 古都を彩る紅葉の錦。朱も鮮やか 清水焼 抹茶碗 都錦(みやこにしき)清水焼と宇治茶の宇治茶園清水焼 抹茶碗 都錦(みやこにしき)雅昧ある生地に描かれた…
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こくた せいこ 染仕事

いよっ!おせいさん、粋だね。 京都在住のろうけつ染め作家・こくたせいこさんの企画展が、今「銀座もとじ」で開催中。 ご案内をいただいたので、初日に行ってきた。 見てください。このモダンな柄を。 帯は「もとじ」さんのお見立て。 「シンプル・イズ・ベスト」とは、このことだ。 無駄のない、単純…
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中村軒のわらび餅

中村軒さんのお餅はなんでこんなにおいしいのやろ? それはなあ、ぴょん吉がお月さんでぺったんぺったん、餅をついてはるからなんよ。 桂離宮の南側にある、中村軒(なかむらけん)さんに行った。 明治16年創業の和菓子店だ。 明治時代に建てられたお店の暖簾をくぐると、囲炉裏の間がある。 そこを通り抜け、中庭の見える奥のお…
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西山の秋明菊巡り

秋晴れの日、京都西山に咲く秋明菊を訪ね歩いた。 まず初めは、「遊龍の松」で有名な善峯寺へ。 薬師堂前の蓮華寿院庭は夢世界に通じているかのような静けさだった。 石段近くで咲き乱れる一重のピンクも愛らしい。 今特別公開中の本坊庭園は、平安神宮や円山公園の作庭で知られる7代目小川治兵衛の手になる回遊式庭…
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青蓮院のライトアップ

闇にはいつでも、人を包む働きがあるらしい。 満月の夜だった。 大楠に抱かれた青蓮院門跡(しょうれんいんもんぜき)の夜の特別拝観に行った。 華頂殿の蓮の襖絵を通り抜け、 ライトアップされた庭を見る。 青い光。 赤い光。 相阿弥作の庭で龍心池がひとつの生き物のように浮かび上がる。 月明…
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膳處漢ぽっちり 京都店

京都は奥が深い。 元呉服屋さんの建物で、 美味しい中華が食せるという。 天神山町の「膳處漢(ぜぜかん) ぽっちり」 京都店さん。 ウェイティングルームで案内を待つ。 膳處漢(ぜぜかん)の「膳處」とは、昔、大津にあった「陪膳(おもの)所」から来ている。 おものは天皇の食べ物の事で、膳所は云わば、…
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嵐山 正覚寺の紫式部

嵯峨小倉山の麓に、訪ね来る人を優しく迎えてくれる場所がある。 トロッコ嵐山駅から徒歩5分の正覚寺さん。 門前で紫式部の枝が風に揺れ、秋の深まりを告げていた。 駅から5分とはいうものの、辿り着くまで少々迷った。 近所に住むらしいお婆さんに道を尋ねても、 「正覚寺さん?知らんなあ」と、首…
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嵐山散策 天龍寺と竹林

青空の下、天龍寺で芙蓉の花が咲いていた。 「私まだ、嵐山の方に行ったことがないの」 病み上がりの友が言った。 嵐山といえば、ここ天龍寺。 飛雲観音の辺りでは、早くも色づいた木があった。 九州と東京から来た私たちを、嵐山の空も歓迎してくれていた。 昼なお暗い竹林の小路に友を連れて行きたかった。 …
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南禅寺 朝の散歩

雨上がりの朝だった。 定宿近くのいつもの南禅寺。 朝の散歩は楽しい。 途中の道に、秋明菊が咲いていた。 他所のお宅の庭で早くも色づき始めた樹木の葉が、垣根越しに見えた。 南禅寺三門に辿り着く。 高さ22mの「天下龍門」を見上げた。 三門から法堂までの道沿いに苔庭が広がって…
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亀岡の夢コスモス園

春には桜を見に来た京都。 それなら、秋桜も見なくては。 雨の予報は見事にはずれ、気持ちのいい空となった。 丹波亀岡の夢コスモス園に出掛けた。 「あかつき」という品種。 こちらの園では、20品種・800万本のコスモスが植えられている。 「おーい、船が出るぞ~!」 いざ、コスモスの乱れ咲く海原へ…
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楽々荘の「チンギアーレ」

瀟洒な明治の洋館で 七代目小川治兵衞の茶庭を眺めながら 和モダンスタイルのティータイムはいかが? 嵐山からトロッコ列車に乗って、亀岡にやってきた。 ここは、トロッコ列車生みの親、田中源太郎翁の邸だったところ。 今は、「楽々荘」という、料理旅館になっている。 中には、茶庭の見えるイタリア…
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初秋の京都 2009

ヤッホー! ヤッホー、京都の町。 前に見えるは、比叡山。 秋本番前の京を偵察に、新幹線に飛び乗れば、 半年ぶりの京都もまた、私を優しく出迎えてくれた。 西山のモミジが少し色づき始め、 秋明菊も咲いていた。 江戸っ子よしりん、2009年初秋の京都を旅してきました。 (撮影10月4日) …
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都路里 大丸東京店

何故だろう? 時々茶そばが食べたくなる。 万延元年、フットボールでなく、宇治でお茶の製造と販売を始めた兄弟がいた。 初代、辻利右衛門と二代目の三好徳次郎の兄弟は頑張った。 それから150年。 祇園辻利の宇治茶は、今、東京でも楽しめる。 辻利の茶寮「都路里」 大丸東京店の暖簾をくぐった。 店内…
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日本橋の「小割烹 おはし」

京のおばんざいは、どおどす? ここは、京都やあらへん。 お江戸日本橋どすえ。 「お坊さん、お坊さん。仏教はインドから。インド料理、食べませんか?」 男と男の間には、深くて暗い川があった。 「そやかて、和食がええなあ、やっぱり・・・」 「あかしまへんかあ」 「かんにんどすな」 日本橋…
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三丘園の抹茶プリン

さりげなく佇む、路地裏の京町家。 2年前の夏、憧れていた京都三丘園(さんきゅうえん)さんに行った。 綾小路通に面した、築百年を超える京町家の茶店。 坪庭を眺めながら、お煎茶や濃茶をほっこりといただける、素敵な空間だ。 一番奥のお座敷。 この後、着物姿の女性達が団扇片手にはんなりと座って、お茶を楽しんでい…
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天地人展で「洛中洛外図屏風」

東京ミッドタウンに、お目当ての国宝が来ていた。 今、六本木のサントリー美術館では、NHK大河ドラマ特別展 「天地人 直江兼続とその時代」が開催中。 川中島合戦で熱い戦いを繰り広げた、宿命のライバル武田信玄と上杉謙信。 二人の亡き後、越後では、謙信の養子・上杉景勝が命運を握った。 その景勝を支えたのが…
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「京はやしや」の茶カフェ

250年の伝統が都心の京町家空間で味わえるとしたら・・・。 やっぱり、吸い込まれるように入ってしまう。 創業は宝暦三年、京都老舗のお茶屋さん「京はやしや」の茶カフェ 東京ミッドタウン店に行った。 たらこ付きの京だし茶漬け(945円)は、ふっくら濃厚な旨みが決め手。 京風だしと京番茶の香りが食欲をそそる。…
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「天下一品」の冷やし中華

冷やし中華の夏が来た! 「天下一」の冷やし中華を食べたなら、「天下一品」のそれも食べないと。 本店は京都一乗寺。 勤めていた会社の倒産、持ち金3万7千円から始めた木村社長のラーメン屋台が、 現在全国205店舗のラーメンチェーン店にまで拡大、成長した。 すべては、こってこての天下一品スープのおかげ。 …
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法金剛院の花あかり

今年、京の桜の見おさめは 花園の法金剛院(ほうこんごういん)さん。 夏には、蓮の寺として有名だ。 池のほとりで、極楽浄土を模した庭園を眺めている いにしえの美女がいた。 艶やかな佇まいの枝垂れ桜が、華麗な花あかりを枝いっぱいに広げていた。 絶世の美女と謳われた待賢門院桜は、どこですか?…
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